2005年8月24日
登場する地:高知城(高知県)
旅ことば:耳学問・・・自分で学んだり研究したりしたのではなく、人から聞きかじっただけの知識や学問のこと。
朝、仕事に出勤する友人Yに礼を言って別れた。僕は高知市内を目指し、後免東町から路面電車に乗った。それにしても「ごめん」という響きが失礼ながら面白い。漢字ならいいが路面電車はひらがなで行き先を表示しているので、まるで「ごめん」と謝りながら走っているように見える。なんだかほっこりしてしまった。
高知市内に着き、JR高知駅で荷物をコインロッカーに預け、早速散策してみた。高層ビルというものがないので空が広々していて気持ちがいい。アーケード街も大きい。休日はきっと賑わっているだろう。昨晩飲んだひろめ市場を見つけたりしながら、高知城へと行き当たった。これまで城にはさほどの興味がなかった僕が強く関心を示すようになったのはこの高知城を訪れたせいかもしれない。
追手門を「おうてもん」と正しく読めるようになったし、二ノ丸や三ノ丸には城主に仕える人々が住むのだと知ったし、弓矢を射るための壁の穴、狭間がちゃんと内側が広くなっていることを確かめた。そして天守閣からの眺めが素晴らしかった!高知市内を一望でき、なんとも贅沢な気分だった。一度下に降りたのに、なんだかもったいないと思いまた上にのぼってしまったくらいだ。ちなみに入場料は400円だった。
高知城を後にするとき、金のブレスレットをしたこわもてで恰幅のいいおじさんが観光云々と声をかけてきた。お金もないし何よりちょっと怖かったので逃げるように立ち去った。このくらいでびびるとは。。うーん、人間的に僕はまだまだである。サンマルクカフェに入ってようやく一息ついた。
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