2005年8月21日日曜日

旅日記 - 四国一周に行きたい10<桂浜>

2005年8月24日

登場する地:桂浜(高知県)

旅ことば:花は桜木、人は武士・・・花の中では桜がもっともすぐれており、人の中では武士が第一であるということ。


時間はまだ昼過ぎ。高知といえば坂本竜馬像のある桂浜だ。ここまで来たからには行くしかない!ということでバスを探す。桂浜は高知駅からだいぶ離れているので徒歩は2、3時間かかると見込んでバスを選択。しかし観光バスが出てはいるものの、ちょうど良い時間のものがない。こうなったら路面電車で行けるところまでいってしまえ!と桂浜に向かって終着のひとつ前の停留所で降りた。確か運転手さんに民間バスのことを聞いたのだと思う。だから終着ひとつ前で降りたし、その後ちゃんとバスに乗れている。(この辺の記憶は曖昧で、日記にも詳しく書いていない)

着いた!桂浜!波が高い!!
たまたまなのか、いつもそうなのか、どどーん!と急な砂浜にぶつかっては、ざざーん!と引く、それを繰り返していた。荒々しさと波が打ち寄せるたびに砂を洗うアクアブルー。美しく狂暴に自然は迫ってくる。こんな海は見たことがなかった。場所が変われば土地も人も海さえも違う特徴を持つのだ。

坂本竜馬の像があった。見上げて何枚か写真を撮ってはみたものの、あまり感慨が湧いてこない。この頃はまだ竜馬のことをあまり知らなかったということもある。なんだかんだで生き抜いた勝海舟のほうが偉いと思っていた(生き抜いたという点では今でも偉いと思っている)。その後、司馬遼太郎「竜馬がゆく」や福山雅治主演の大河ドラマなどを見たりして幕末のことを知るようになる。つくづくこの桂浜を訪れていて良かったと何度も思った。

桂浜。忘れられない地になったことは間違いない。

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