登場する地:若井駅(高知県)
旅ことば:人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し・・・人生は長く苦しいもので、努力と忍耐を怠らず一歩一歩着実に歩むべきだということ。
(外部サイトから参照)
中村駅から列車で愛媛県は宇和島に行こうとすると、一旦高知寄りに戻る必要がある。その乗り換えの駅に若井駅を選択したが、少々失敗した。無人駅でほぼホームしかない若井駅で2時間待つことになってしまったのだ。18時から20時まで、どうしよう。周りは静かで自然もたくさんでいい所なのだが、列車待ち合わせとなるとやや厳しい。ただ、ひたすら待つしかないのだ。
とはいえただひたすら待っているのも耐え兼ねて周囲を散策。きれいな川を見つけた。四万十川の十分の一とか百分の一の大きさだが、親しみのもてる手頃な川。川辺まで近づくとメダカのような小魚の群れが泳いでいて、石で囲いを作ってお遊びの罠をしかけてみたりとしばし童心に返って過ごした。
そのうち日が暮れてきた。ホームに戻り誰もいないのでギターを弾いてみたりしたが、辺りが暗くなってホームの街灯が点ると虫が大量に集まってきて大変になった。人間が作った街灯なのに虫によって人間がそこから追い出されたかっこうだ。ああ、なんとも情けない。。
そしてライトを照らしながらようやく列車が近づいてくるのが見えた。
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