2006年5月3日水曜日

旅日記-長崎に行きたい20<尾道、福山>

2006年5月8日

登場する地:尾道(広島県)、福山(広島県)

旅ことば:虚仮の一心(こけのいっしん)・・・愚かな者が一つのことだけに心をかたむけ、やり遂げようとすること。また、愚かな者でも一心にやれば、目的を達成できたり優れたことができたりするということ。


ここからは番外編。長崎からはとても一日では東京に帰れない。そこで尾道を経由しての帰りとなったが、その尾道でのことを記しておきたい。

長崎から電車を乗り継ぎ乗り継ぎ尾道に辿り着いたのは20時過ぎだった。駅の目の前はすぐ瀬戸内海になっていて、緑や赤のカラフルな港の灯りがとてもきれいだった。駅周辺にはサウナやインターネットカフェが見当たらなかったので、遠くまで歩く必要性を感じ、駅のコインロッカーに荷物を預けて夜の尾道を散策した。

波の穏やかな海に沿って歩いていると、まだ夜も浅いので酒飲み客もそこかしこにいて少し賑やかだ。歓楽街とでもいおうか、かなり多く店が並んでいる。ライブハウスまであるではないか。なかなか楽しそうな町だ。しかし、方々歩き回ったがホテルや旅館以外に寝泊まりできそうなところは見つけられなかった。

時間も時間なので、数駅離れるが大きな街の福山まで行くことにした。人もまばらな最終電車に飛び乗った。

案の定、福山は大きな街だった。これなら泊まるところはあるだろう!しかし、インターネットカフェもファミレス(泊まるとは言えないが)も徒歩で行けるような距離にはなさそうだった。福山でもずいぶん徘徊して途方に暮れていたとき、駅近くでサウナを見つけた。脱力とも喜びともつかない想いで寝床を確保することができたのだった。翌朝、再び尾道へ戻る。

ところで福山でも歓楽街を通る機会があった。恐らくは土地の訛りと人の気質の問題かと思うが、ガラが悪いような印象に感じてしまい、足早に通り過ぎてしまった。福山の人たちには申し訳なく思うが、かなり怖かった。。

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