2005年4月30日土曜日

旅日記-みちのく本州最東端に行きたい3<松島>


2005年5月1日

登場する地:松島(宮城県)



田んぼには一面水が張られている。まだ苗さえ植えられていない。太陽が一直線に水面にぶつかり、電車の窓を叩く。

仙台で仙石線に乗り換え、ほどなくして日本三景のひとつ、松島へ到着した。

松島海岸駅で降りてみたが、海が近い土地の道は比較的分かりやすい。そう、海に向かって行けばいいのだから。まだ朝早いためお店もほとんど開いていない。さて松島まで来たもののどうすれば良いかわからない。とりあえず遊覧船に乗ってみた。1,400円もするのか。船に乗り、2階に上がる階段を見つけたが、係員らしき人が立ち塞がる。2階に上がるにはグリーン券600円が必要とのこと。

ウミネコへのエサが100円、陸に上がれば、お寺の拝観料、伊達政宗博物館、割高な海の幸、高級な牛タン、と何でもかんでも金がかかる。観光地だから当然ではあるが、清貧旅行者にとっては苦しい。遊覧船はその辺も気にかかりあまり楽しめなかった。

それと苦言をひとつ。船に寄ってくるウミネコが自分の手に持ったエサを食べてくれるのはかわいいかもしれないが、せっかく松島に来て船に乗っているのだから、少しは島々の風景を眺めよう。エサをくわえるウミネコばかり見て、カメラはウミネコを写してばかり。餌付けがなくなったらウミネコも観光業も死活問題かもしれないが、あまりに、ねえ。。

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