2004年9月18日土曜日

旅日記-紀伊半島・本州最南端に行きたい7<伊勢>


2004年9月19日

登場する地:伊勢(三重県)

外宮(げくう)の印象はあまり残っていない。そういう意味でもおそらく内宮(ないくう)が伊勢神宮を象徴しているのだと思う。(未だにはっきりせず、これを書いていて申し訳ないが)

内宮にやっと着いたときも、さほどの印象を持たなかった。それは、神社についての知識がまるでなかったからだ。この伊勢神宮参りがあったことがその後の考え方にも影響した。「これではいけない。日本の寺社神仏についてもっと知らなければ日本を知ったことにはならない」と。

それでも樹齢数百年の杉の大木が並び、参拝者の喧騒を些末にしてしまうほどの厳かな空気を漂わせている。大きな鳥居も押し潰されそうな重量感で空を支えていた。

ちなみに、この時の僕は参拝の仕方もわからずにいる。伊勢神宮は「二礼二拍手一拝」で、通常の神社と同じ形式になっている。これが出雲では違うなどということももちろん知る由もない。


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