2004年9月18日土曜日

旅日記-紀伊半島・本州最南端に行きたい2<東海道>


2004年9月18日

登場する地:池袋(東京都)、横浜(神奈川県)、小田原(神奈川県)


11時頃池袋を出発した。(当時池袋近辺に住んでいた。)
時間的に割と遅い旅立ちである。
よく分からないまま、まずは横浜に向かってみた。
東海道線に乗るにあたって格好の出発地に思えたからだ。

渋谷からは東横線を使った。ほんのわずかだがJRより安かったためである。そして横浜からは小田原まで相鉄線に乗った。これもJRよりわずかに安かったのである。

この当時は、とにかくわずかでも安い方を選んで先を目指していた。旅はやはりお金がかかるものである。それをいかに抑えるかがひとつのモチベーションになっていた。

いま(2013年)なら、なんて馬鹿なことを思っていたんだろうと言える。電車賃は目的地まで買ったほうが安くつくのだ。例えばJRだと100キロを越えると途中下車をすることだってできる上に乗車券は断然安い。

僕はそんなことも知らず、細切れに切符を買い、乗り過ごしたら電車の中で乗り越し代金を払った。その乗車方法は積み立て貯金のように料金がかさんでゆくだけで、しかも貯金とは違い、ただ浪費するだけだ。

ただし言い訳を言えば、いつ目的地が変更されてもいいように、という考えがあった。当てもなき旅に憧れていたこともあったのだろう。

ともかくも、こうしてまだ旅慣れていなかった僕は西へ向けて進んだ。

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