2006年5月3日水曜日

旅日記-長崎に行きたい8<五島列島・福江島>

2006年5月5日

登場する地:福江島(長崎県)、久賀島(長崎県)、奈留島(長崎県)、若松島(長崎県)

旅ことば:当機立断(とうきりつだん)・・・機に臨んで、素早く決断すること。


福江島に着いてまずは次の便の確認をせねばならない。何しろ島々間の船は1、2便と少ない(高速船を除く)。福江島は五島列島の一番下にある。そこから上へ上へと渡っていく作戦だ。しかし福江島からすぐ上の久賀(ひさか)島は別の港から出ていることもあり、時間的な問題もあって素通りすることにした。 奈留(なる)島を経由して若松島に行けば、なんちゃってではある三つの島を通ったことにはならないか。いや、そういうことにしよう。

福江港から次の便の出港まで1時間程度しかない。早歩きで福江の町を歩いてまわった。なかなか活気のある小さな商店街を通り抜け、武家屋敷通りというところへ向かう。石垣の続く道路が、武士が往来していた当時を偲ばせる。江戸後期、外国からの侵攻を防ぐために造られたという福江城跡。今は埋めたてられたが石垣は東シナ海に面していて、天然の堀を成していたという。


福江島はキリシタンが多かったことから教会も島の各地に建ち、また他にも見所はたくさんありそうだったが、あっという間に出航の時間が来てしまった。いそいそとターミナルに戻り、若松港行きのフェリーに乗船した。

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