2006年5月3日水曜日

旅日記-長崎の行き方19<出島>

2006年5月8日

登場する地:長崎市内・出島跡(長崎県)

旅ことば:覆轍(ふくてつ)・・・先人の失敗は、後の人の戒めになるということ。


長崎の最終日となるであろうこの日、出島を訪れた。出島は江戸時代に外国に対して開かれた唯一の町だった。ただの記念館があるだけだろうと思っていたが、なんと当時と同じ場所に再現されていたのだった!これには少し興奮した。

入場料500円を払い中に足を踏み入れる。まるで映画村のような雰囲気で復元されたカピタン(オランダ商館長)の部屋などを見て周る。300年前には現実にここでオランダ人など外国人との交流が行われていたのだと思うと感慨深い。建物の棟数は当時の三分の一しか復元されておらず、海ではなく道路に囲まれているような状況から完全な復元状態には至っていない。




なぜ人は失ったあとから復活させたがるのであろうか。そのような疑問が湧きつつも、出島の完全復元が楽しみであるのは否めない。

長崎とはこれでお別れである。また絶対に来たい、そう思える何かが長崎にはある。

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