2004 年9月21日
登場する地:高野坂(和歌山県)、那智(和歌山県)
現在の高野坂は1.5㎞ほどしかないが、主要路として使われていた当時はずっと南の那智大社まで続いていた。
今はアスファルトの人工的道路に変わっているため、もう面影はない。よって電車で移動する。次の目的地は那智。那智大社や那智の滝があるところだ。
電車で20分ほど揺られ、那智に着く。駅を降りたら何か案内があるだろうと思ったが、目立った案内がない。いにしえの人にならって歩いて行くぞと意気込んでいたが、どっちへ歩いていけばいいか分からない。那智の滝までは駅からかなり歩くはずで、間違った方向へ行くと取り返しのつかないことになる。
結局のところ、徒歩で行こうという人に対してはケアされていないらしい。道路標識を手掛かりに道は分かったが、途中のほとんどに歩道がなかった。バスなどの大型車の往来も激しく、歩行者にとっては危険な道であった。
まあ確かに滝までは1時間以上も歩くような距離だから大抵の人はバスなどを使うだろう。僕だって帰りはさすがにバスを使った。しかしここは熊野の那智である。歩いて巡礼する人も多いはずだ。
行政には是非とも、幅が狭くてもいいから歩道をつけてもらいたいものだ。(2013年1月はどうなっているか分からない。歩道が全面的についたらどなたかご一報下さい)
JR那智駅(Wikipediaより)
駅舎の隣に交流センターがあったが、休みか何かだったと思う。駅周辺には本当に人が少なかった。。それもそのはずで、那智周辺は2つ先のJR紀伊勝浦駅に観光拠点施設などが集約されているらしい。このときは全く知らず、那智の滝に一番近い駅として利用したのだった。
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