2001年7月11日
登場する地:経ヶ岬灯台(京都府)、舟屋(京都府)、羽衣温泉(京都府)
このときの僕はまだ決定的な瞬間を迎えたとはつゆ知らず、のんびりと経ヶ岬を訪れたり、舟屋を眺めたりして時を過ごした。
中でも舟屋は印象的だった。なにしろ海の上に家が並んでいるのだから。そして家の下に船が用意されていて、床を開けばすとんとそのまま船に乗れてしまうかのような光景だ。
まさに海に住む人々の生活そのものといっていいだろう。これほど利にかなった住居構造はない。僕は津軽平野育ちだから、このような海の生活が如実に現れた光景を見るのが初めてだったから、実に好奇心を誘われた。世界遺産とはいかなくても、日本遺産のようなものをつくって認定したいと今思う。
そして温泉に味を占めた僕は、再び温泉「羽衣温泉」を訪れ、一日を終えたのであった。
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